日本の伊豆を中心に、本州、九州、四国に自生している落葉低木「クロモジ」。
緑色の葉に黒い斑点が出来て、それが文字に見えることから、
「クロモジ」と呼ばれるようになったそうです。
日本では、高級の爪楊枝の材料として用いられたりしている植物です。
同じクスノキ科のローズウッドと成分が似ており比較対象されることが多い日本の精油なのです。
クロモジの樹皮には芳香成分の含有率が多く、小枝などをおると香りがすることから、
「疲れを癒す木」として、登山者の間で親しまれています。