バラ科植物のワレモコウの根や根茎から抽出して得られるエキスの事で、赤褐色や黒褐色の液体です。
元来は漢方処方の生薬で、別名「ちゆエキス」とも呼ばれ、下痢止め薬や止血としても使われています。
ワレモコウ抽出末は、エキスを乾燥されて得られる粉末であり、タンニン、サポニン類が成分に含まれています。
抗菌作用、消炎作用、収斂作用があるのでにきびや肌荒れを防いだり、日焼けを防ぐ化粧品に配合されています。
刺激が少ないので皮膚を保護するためのベビー用ローションにも使われています。
主に、化粧水や乳液、クリーム、美容液、洗顔料、頭髪用化粧品などに配合されています。